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【大手前大学】企業の魅力発信プロジェクト…?企業のSDGs活動に触れて変化したもの。

みなさんこんにちは、goomee編集部です。
今回はSDGs活動に取り組む大学生の方に取材を行いました。
ひょうごチャンネルというサイトで「大学生が企業のSDGs PR動画を作ってみた」というものを見つけて、「おぉ、なんて素敵な取り組みだろう」と感じたことが取材のきっかけです。
今回の企画では、これからの世代がどこを見て、どんな考えでSDGsに向き合っているのか。
またそれを踏まえてこれからの社会でなにをすべきかを知ることにつながるのではないか、と考えています。

兵庫県ではSDGsに取り組む企業の視野拡大とSDGsに積極的に取り組む中小企業の魅力を多くの学生に発信することを目的として、「学生と描くSDGsプロモーション事業」が行われています。その中で学生が県内企業を訪問・取材し、学生目線で企業のSDGsの取組PR動画を制作するというプロジェクトを行っており、今回取材を受けてくださった荒木さんは大手前大学チームのリーダーとして本プロジェクトに参加されました。
「ひょうごSDGs Hub」公式サイト:https://hyogo-sdgs.com/sdgs_promotion2023/

企業のSDGsを見て感じたこと

―早速ですが、動画制作プロジェクトに参加することになったきっかけを教えていただけますか。

実はこのプロジェクトに参加するまで、SDGsに取り組んだことはなかったし、特に関心もなかったんです。
そんな中で先生に「これ(動画制作プロジェクト)をやってみないか」とお誘いをいただいたことがきっかけになりました。

大手前大学現代社会学部 3年生 荒木浩成さん
※写真の掲載についてはご本人の許可の上で行っております。

お誘いの後まもなくして、この動画プロジェクトのキックオフイベントがあって詳細を聞きました。
そこで感じたことが「これはおもしろい」ということと、「SDGsは自分たちも意識して取り組んでいかないといけない課題だ」という2つでした。

―プロジェクトの詳細を聞く中で「おもしろい」という感想があったとのことですが、どんなところにそれを感じましたか?

それまではSDGsの取り組みとして「生活を制限しないといけないものだ」と考えていたんですけど、生ごみから飼料をつくるとか「使ったものを無駄にしない」という考え方がSDGsの中にあることを知ったんです。
これは自分たちにとってもあまり負担にならないし、自分にもできることだと感じました。
「SDGsはそういう小さなことでもいいんだ」ということを知って、そこから興味が湧いてきたように思います。
ただ、その時点では継続的にSDGsについて調べたり、関心を持とうというのはなかったですね。

―SDGsに対する考え方が変わったのを感じたんですね…!今回の動画制作プロジェクトの感想を聞いてもいいですか?

まずめちゃくちゃ楽しかったです!
大学のゼミメンバーと一緒に取り組んだんですけど、それまではほぼ初対面のような感じで…あまり話したこともないような関係でした。
ただグループワークをしていく中で仲良くなって、「みんなでちゃんとやっていこう!」という気持ちになっていったように思います。

―おぉ、最初はバラバラだったチームが、プロジェクトを通して一つになったんですね。
 みんなが一つにまとまっていくきっかけなどがあったんですか?

動画制作のために企業訪問をして、いろんな工程とかを見させてもらったんですが「ここすごかったね!」とか、企業の取り組みとか制作過程とかについていろいろ話したときがきっかけになったと思います。

―企業がSDGsに取り組むということについてどう感じましたか?

これは栄和瓦産業さんがおっしゃっていたことなんですが、瓦をつくるのにはコストが発生するので
「なるべく無駄なものを出さない」というのを意識されているという部分に共感しました。
これはとても大切なことで、企業として「利益を生み出すために無駄なコストを発生させない」という考えそのものがSDGs活動に繋がっているなと感じました。

いま私にできること

―今回の動画制作を通して学んだことはありますか?

SDGsの面でいうと、僕はドライブが好きでよく車の運転をするんですけど、運転する時にも「無駄な加速はしないようにしよう」という気持ちを持つようになりました。
環境に与える影響でいうと些細なことかもしれないですけど、こういう小さな積み重ねが環境にいいんじゃないかな?と考えています。
他にも普段買い物をするなかで「環境に優しい」とかが書かれた商品を目にしたりすると、その商品について調べるようになりました。

―普段の意識が変わったんですね!日常的に取り組んでいることなどはほかにもあるんですか?

日常的なことでいうと買い物に行くときにレジ袋をもらわないようにする。とかはやっています。
ここは単純にお金がかかるからというのが理由にあるんですけど…(笑)
カバンを持ち歩くときにはエコバッグを持ち歩くようにしたりして、レジ袋はなるべく使わないようにしています。

―ちなみになんですが、個人でSDGsに関心を持ったり取り組んだりすることについては、荒木さんの中で「かっこいい」という感覚に結びつきますか?

うーん、、かっこいいという感覚にはつながらないですね。
プロジェクトに参加することで、SDGsに対する意識が変わったのは事実なんですけど、自分にとっては日常の範囲でできる取り組みをすることについては普通のことだと思っています。
今はまだできていない部分もあると思うので、それを制限することを当たり前のようにしていきたいです。
普段の生活の中で「ちょっとずつ減らしていきたい」という感じですね…!

「今度は自分が変えていきたい」

―うーん、すごいです。プロジェクトが終わったからそこで終了というのでなく、自分にできることから取り組んでいく姿勢に感動しました。少し難しい質問になるんですが、荒木さんはSDGsに対してどんな考えをもっていますか?

もともとはSDGsに対して、環境負荷低減や自分たちの生活を制限するとか、ちょっと堅苦しいなというイメージがありました。
でも今回のプロジェクトに参加して覚えたことや、新しく感じたことがたくさんありました。
それまではSDGsに対して、日常で何かを思ったことがなかったですし…。
そういう意味でまずはSDGsについて知るということがとても大事なことだなと感じました。
他にも今回のプロジェクトに参加して変化した部分として、僕はもともと公務員という仕事に興味があったんですが、このプロジェクトに参加することでその気持ちがさらに強まったんです。
仕事を通していろんな人脈ができたり、それを活かして今回のようなプロジェクトを企画したり…
いろんな人を巻き込みながら課題解決に取り組んでいくのはとてもおもしろそうだな、と感じています。

―今度は自分がプロジェクトを起こす側になりたいということですよね…それはすごいだと思います…!
それでは最後になりますが、今回の取り組みを通して世の中に伝えたいことなどはありますか?

もっといろんな人が、少しずつでもいいからSDGsに関わる情報とかを見るようにしたらいいのかな?と思いました。
若い人たちだと興味のある動画しか見ないような感じだと思うんですけど、SDGsとか新しい情報を得ることで、自分の生活の中にも気付きがあると思うんです。
僕自身、今回のプロジェクトで気付いたことがありましたし…
今はこういう(goomeeを指して)メディアもあるわけで、今興味が無くても、ちょっとずつ知っていくということがこれから大事になっていくと感じました。

取材を終えて

▶今回の取材には、現代社会学部 坂倉孝雄 准教授にもご同席いただきました。
坂倉准教授

今回の動画制作では、最初の段階から「SDGs一辺倒にならないようにしよう」という気持ちが、学生の中にあった様子でした。

goomee編集:藤田

おぉ、学生主導でそういう意見が出たんですか…!

それは良い考えですね!

坂倉准教授

中小企業さんは「自分たちのコア」みたいなものがはっきりしているところが多いと思うんです。

今回の動画制作もそうですが、企業の魅力を学生の視点で見つけて世に出していくというのはおもしろいなと感じていて「企業の雰囲気とか独自の取り組みなどを、学生視点で見つけて出していく」というようなコラムを学生が書いて、goomeeの記事に一部掲載させていただく。なんていうものはいかがでしょうか。

goomee編集:藤田

それはおもしろそうですね!

学生記者として1本まるまる記事を書いていただくとかも実現できそうです。

他にもどんな方法で進めていくかなども考えていきたいですね!

坂倉准教授

学生にとってもいい教育効果があると思いますし、

地域企業が人と繋がって、魅力発信の場をつくれるのではないかな?と考えています。

goomee編集:藤田

それは素晴らしいアイデアです!

ぜひ、実現させましょう!!(笑)

という流れもあり、goomeeと学生のコラボレーション企画を計画しています。
今後の展開をお楽しみくださいませ!

あとがき

今回の取材を通して特に感動したのが、SDGs教育プロジェクトの素晴らしさと、そこに発生したストーリーです。
荒木さんによると「もともとはSDGsに関心が無かった」とのことですが、このプロジェクトがきっかけでSDGsの考え方や取り組み方を学び、ものの見方や生活の意識が変わったというお話を聞くことができました。

学生と描くSDGsプロモーション事業は「企業のSDGsをPRする」という切り口で、SDGsに前向きに取り組んでいく「人」を育てるプロジェクトになっているのだと思います。
さらに荒木さんは、プロジェクトに参加したことがきっかけで「将来は公務員として働きたい」と強く感じられたとのことでした。
「企業のSDGsをPRする」というプロジェクトが、人の将来にも影響を与える。
取材自体は短い時間でしたが、学生の考えを知るのと同時に、素晴らしい教育のカタチを垣間見ることができたような気がします。
今回素晴らしいお話を聞けたということもあって、今後の学生コラボ企画にも期待が高まります!

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