【コラム】会社の設備を地域のために。「姿勢」を発信することが会社のブランディングになる。
みなさんこんにちは、goomee編集部です。
先日goomee編集部で、気になるニュースを取り上げて話し合いました。
その中での話が会社のブランディングに関わるものだと感じたので皆さんにもシェアしたいと思います。
会社の設備を地域住民のために
地域のパチンコ店が台風対策のために、立体駐車場を避難地として開放したというニュースについて話しました。
このときはかなり大型の台風がくるという情報がニュースでも言われていて、SNSなどいろんなところでパニックになっている様子が見受けられました。
そんな中で地域のパチンコ店がSNSで「大型で強い台風10号の接近に伴い、夜間も立体駐車場の2Fおよび3Fを開放いたします。近隣にお住いでお車等が不安な方は停めていただいて構いません」と発信されたとのこと。
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goomee編集の声
まずここで感じたのが、災害の情報を受け取ってからの行動の早さであったり、情報を素早く伝えることに対して「すごい!」ということでした。
土地が下がっているところだと、地上に車を止めてると水没のリスクがあったりするので。
でも立体駐車場を解放してくれることで、「まずは車を守れる安心」みたいなものを地域の会社がつくってくれるというか、「自社の設備を使ってください!」というのがすごく良い動きだなと感じました。
こういう動きがもっと世の中に広がっていくといいなと思いましたね。
僕たちgoomeeとしては、そういういい会社をもっと世の中に知ってもらいたいと思いますし、それを広めていかないとな、と思いましたね。
企業のパーパスを持つこと
今回のニュースについて、素早い行動もそうですが、地域住民のためにすぐにその決断ができることや、実際に行動に移すことができるところが素敵だと感じました。
しかしこれら一連の動きは、きっと一朝一夕では実現できないことだとも思います。
普段から会社として「地域のためにどういう存在でありたいか」とか、企業の存在意義(パーパス)を常に考えることが土台部分に必要なのだと感じました。
そこが明確になっているからこそ、いざという時に迷わず判断、素早く行動ができることにつながるのだと思います。
「姿勢」を発信することが会社のブランディングになる。
普段は「見かけるだけ」とか「名前は知っているけど…」というような場合でも、有事の際にどんな行動をとるかであったり、日常的な活動を発信していくことが、会社やそこで働く人のことを知ってもらうきっかけになります。
「自分の会社は何のために存在するのか」とか「なぜこの事業を行うのか」という根本的な部分を突き詰めていくことが、ブランディングを考える上で重要になると感じました。
今後もためになりそうな情報や、goomee編集部で話したサステナビリティの話題をシェアしていきたいと思います。