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“体幹”は成長の土台。子どもとコーチが「育ち続ける」スポーツ教室

みなさんこんにちは、goomee編集部です。

今回は、岐阜に本部を置き、全国約100店舗を展開する「JPCスポーツ教室」の一つ、宝塚店をご紹介します。
2024年4月にオープンした宝塚店は、サッカー日本代表・久保建英選手も幼少期に取り組んでいた「コバトレ」をベースに、体幹に特化した体操教室です。

「体幹トレーニング」というと、“スポーツが得意な子のためのもの”という印象を持ちがちですが、教室が見据えているのは、それだけではありません。

子どもたちの日常生活、姿勢、集中力。
そして、そこで働く若いコーチたちの成長や働きやすさ。

さまざまな成長が続いていく場所として、この教室はどんな想いでつくられているのでしょうか。

JPCスポーツ教室 宝塚校は、幼児から小学生までを対象に、運動能力と自信を育むスポーツ指導を行うスクールです。体操・走り方・基礎運動を中心に「楽しく身体を動かす」ことを土台とし、子ども達が自らチャレンジし、できた喜びを積み重ねられる環境づくりに取り組んでいます。地域に根ざした教室として、保護者との対話や学校生活との連携も大切にしながら、子どもたちの成長を支え続けています。
公式サイト:https://jpc-sports.com/takarazuka/

体幹に特化した教室で、成長の土台をつくる。

――まずは事業内容について教えてください。

JPCスポーツ教室はフランチャイズで、7年前に始まり、今は全国に100店舗ほどあります。宝塚店は2024年4月にオープンしました。

特徴は、体幹に特化していることです。
クラスは未就園児〜小学生向けの『体操体幹トレーニングプラス』と、小学生以上〜大人向けの『本格的体幹トレーニングプラス』の2種類。
本部がアドバイザリー契約を結んでいる団体のノウハウを活かし、正しい体の使い方を身につける指導を行っています。

――「体幹」に特化している理由を教えていただけますか。

体幹は、すべての運動の基礎だからです。
スポーツをしている子にも、これから何かを始める子にも大事ですし、日常生活にも深く関わっています。

近年の課題をあげると、タブレットを見る時間が長く、外で体を動かす機会が減っている今の子どもたちは、姿勢が崩れやすい傾向にあります。
姿勢が不安定だと集中力も落ちやすくなります。

だから私たちは「体幹を整えることは、生活の基礎を整えることだ」という考えのもと教室運営をしています。

「ゴールデンエイジ」に、からだと動きをつなぐ。

――体幹は子どもの成長にどんな影響を与えますか?

5〜12歳は“ゴールデンエイジ”と言われ、運動能力が大きく伸びる時期です。
この時期に体幹と動作が連動できているかどうかで、その後の成長に大きな差が出ます。

宝塚店のクラスでは、走る・跳ぶ・投げるだけでなく、動物の動きをまねるなど、全身を使った遊びを通して、自然に体幹が育つように工夫しています。

「楽しみながら体を動かすこと」を大事にしているのですが、スポーツが得意な子も苦手な子も、自分の身体を上手に使える“動ける体の土台”をつくってほしいと思っています。

『勉強中の姿勢はどうですか?』『外で体を動かす時間はどれくらいありますか?』
そんな日常の話から体幹の重要性を伝えているのですが、姿勢や集中力について話すと、保護者の方も体幹の大切さを理解してもらいやすいようです。

子どもだけでなく、コーチ自身も“育つ”仕事。

――次に、教室づくりの中で大切にされている考えなどがあれば聞かせてください。

私たちは「成長」という言葉を大切にしています。
それは、教室に通ってくれる子どもだけに向けられたものではなくて、「スタッフも子どもたちも、人として成長できる場所」にしたいと考えています。

子どもにはそれぞれの課題があり、動きを見れば“どこにつまずいているか”がわかることも多いのですが、その課題について一緒に考え、できるようになった瞬間を共有することで、子どもにも達成感が生まれますし、コーチの自信にもつながるのです。

コーチとして子どもたちに認められる経験は、そのまま自分の成長にもつながるので、立場が人を育ててくれる部分もありますね。

「スポーツを仕事にしたい人」にとっての、新しい選択肢。

――教室ではどんな人が働いているのでしょうか?

全国的にも、運動経験のあるスタッフが多いです。
スポーツが好きで続けてきたけれど“仕事にするのは難しい”と感じている人にとって、ここは新しい選択肢になると思っています。

たとえば、

・スポーツ経験がある
・子どもときちんと向き合える

といった、2つの要素を持つスタッフが多いですね。

楽しみながら体幹を鍛えるということを大事にしているので、スポーツを子どもと一緒に楽しめる人が活躍できる場所だと思います。

――「好きなことを仕事にできる場所」というのは素敵ですね!働く環境づくりについて意識していることなどはありますか?

子どもと向き合う仕事だからこそ、心と体の休息はしっかりとれるようにしていますね。
年末年始・夏休み・GWに、約2週間の長期休暇を取れるようにしています。

他にはクラスづくりの自由度が高く、自分たちのアイデアを反映できる環境だと思います。
年に1度、全国の教室のオリジナル動きを競うイベントもあり、良いアイデアは評価される場面もあるので、働く人のやりがいにもつながっていると思いますね。

↑ここからYouTubeチャンネルをチェックできます。

「体を動かす楽しさ」を、もっと多くの子どもたちへ。

――最後に世の中に対して伝えたいことなどがあればお聞かせください。

今の子どもたちは、体を動かす機会が本当に少なくなっていると感じます。
だからこそ、「体を動かすことの大事さ」を自然に感じられるきっかけと機会を提供したいと思っています。

体は生きていく上での土台で、その中でも体幹は特に大切です。
運動が得意な子も苦手な子も、健康に成長していくためのサポートがしたいと思っています。

編集の声

goomee編集:大久保
「体幹トレーニング」と聞くと、“アスリートの世界”をイメージしてしまうのですが、「日常生活の基礎を整える」ための場でもあることがよくわかりました。
goomee編集:中村
子どもたちの姿勢や集中力、そして将来の健康まで見据えた教室づくりは、まさに“未来のための土台作り”だと言えそうですよね。
goomee編集:大久保
体を動かす楽しさと、体幹の大切さの両方を伝えるJPCスポーツ教室宝塚店のこれからの展開が、とても楽しみです。

JPCスポーツ教室宝塚店
2018年7月
3歳から大人までを対象に「体幹トレーニング・体操体幹トレーニング・大人トレーニング」の3クラスを展開するスポーツ教室。
兵庫県宝塚市逆瀬川1丁目1-1 イトーピア参鐘館2F
エコアクション21
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