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株式会社翔陽
  • サステナビリティ
2002年7月1日
アルミニウム合金鋳物(金型鋳物、砂型鋳物、ダイカスト)
兵庫県尼崎市神崎町21番34号
エコアクション21
健康経営有等法人
ISO14001
CO2排出量算定SCOPE1・2
CO2排出量算定SCOPE3上流
CO2排出量算定SCOPE3下流

私のサスティナビリティは
楽しい会社にすること

私たちのサステナビリティへの想い
Our thoughts on Sustainability

代表取締役:橋本 晋一
私が専務という立場であった頃から、私の役割は社長(現会長)の思いや構想を具現化・実現化することだという考えを持っていました。先代はアルミのことが本当に好きで、アルミでどう世の中を良くするか、アルミでどう楽しむかを常に考えているように思います。そして、技術や経験に裏打ちされた先代のアイデアは抜きん出たもの。独創的な発想を膨らませ、そのアイデアがお客様の課題解決への引き出しになっているのではないでしょうか。

会社全体としてこの引き出しを増やしていくため、従業員の皆様にもものづくりの真の楽しさを見出してもらいたい、アルミへの追求心を掻き立てられるような環境にしたいという思いがあります。この思いを実現するためにも、「アルミ合金鋳物をつくっている」「翔陽で働いている」ということを胸を張って言えるような会社、従業員のご家族を会社や工場に連れて来れるぐらいの環境(安全性・清潔感)づくりに励んでまいります。

お客様が私たちにご相談くださるということは、何かお困りごとがあってこそ。その課題をいかに解決するか、解決するための引き出しをどれだけ持っているかが重要です。そして問題を解決し、量産し品質を高め、納品する。翔陽の技術力と製品でお客様に感動していただけるものづくりを目指しております。

社長という立場になった今、設立当初から先代が磨き上げてきた技術力、そして、お得意先様や仕入先様、そして従業員様を大切に思う心を受け継いでいくことが、私の一番の役目だと感じています。

私たちのGreen
Our Green

アルミ製品ができるまで
日常生活の中でも様々な形で使用されており、社会へ浸透しているアルミ。アルミは、軽量化や長寿命化などの機能をもたらすという一方で、アルミ製品になるまでの過程においては大量の二酸化炭素を排出するという側面を持ち合わせています。

アルミの原料は「ボーキサイト」と呼ばれる鉱石です。このボーキサイトから不純物を取り除くことで「アルミナ(= 酸化アルミニウム)」が得られます。そして、電気分解によってアルミ地金を精錬します。この精錬には、実はたくさんの電気を使用します。

私たちは、このアルミの両面を理解した上で、環境への負荷を最小限に抑える努力を続けています。
アルミを使用するメリット
アルミの融点は約660度、鉄の融点は約1540度。鋳造する過程においても、エネルギー消費量は鉄に比べ約1/2です。
さらに、精錬による電気使用量や二酸化炭素排出量を減らす方法、それが「リサイクル」です。アルミには、質を落とさず永久的に再生可能という特徴があります。加えて、リサイクル時に必要なエネルギー消費量は、鉱石からアルミ製品を作る時と比較すると、約3〜5%ほどで済みます。アルミの「再生しやすい」という特徴を活かすことで、環境負荷の大幅な軽減に繋げられるのです。
アルミでサステナブルな社会への一歩を
当社では、このアルミのリサイクル性を活かし、製造工程で発生する不要部分や欠損品を、溶解炉を用いて再度溶かすことで再利用しております。今後も、アルミの特性を最大限活かしながら私たちにできることはないかを模索し続け、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

私たちのWell-being
Our Well-being

技術を承継する
会社の次代を担う人財を育てることです。会社の柔軟性や継続性を考えると、新しい風も必要ではないか、私はそう考えています。先代が持つ技術者としての専門性や発想力、そして、その構想を現実的に考える力を持ち合わせるような人財であれば、年齢は関係ないと思っています。翔陽の未来を担う従業員の後押しができるよう、私にできることを考え、サポートしたいと考えております。

アルミを追求し続けてきた私たちだからこそ思いつくアイデアをもとに、お客様の課題やニーズに対して様々な形をつくりあげること、そして、アルミの魅力を皆さんに知っていただくこと。同時に、私たち自身もアルミが持つ可能性を信じ、業界の発展に寄与することが使命だと考えております。今後もアルミの可能性、翔陽の従業員の皆様一人一人の可能性を信じ、それを最大限発揮できる環境づくりに努めてまいります。
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