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社長という肩書をもっている人の中2生へのメッセージ

みなさんこんにちは、goomee編集部 藤田です。

近年、定期的に地域の中学2年生向けに講演に呼ばれ、お話をする機会を頂いております。 また社員向けに毎月給与支給日に社内のみ外部非公開のブログを書いて一方的に送ることをしています。 誰が反応したとかしなかったとか、面倒な仕事が発生するので、「いいね」などの反応禁止をルールにしています。 今回はその社内ブログの一部を公開させて頂きます。初!!

講演テーマ:大人に負けないことは、時間を味方にすること。

ここ5年毎年尼崎市からご依頼頂いている、近くの働く大人の話を聞いてみようという地域キャリア授業を武庫之荘南中学校2年生100名の生徒さんに行って参りました。

友達100人できるかな♫は、ホントに迷惑な歌だと思う話、まぁ100人会って1人友達と会えるようなものなので、今友達がいない、少ないは、問題なし!

学校なんて、同じ地域の同じ年齢の人が集まった特殊な環境、うまく過ごせないこと全く問題なし、会社は色々な年齢、人生の背景や国籍や、障がいがあるとかないとか、そういうごちゃ混ぜでこそ上手くいくように出来てるから安心してくださいという話、毎日同じ年齢の人といることから抜けれない人は、会社でも毎日同じ同期とランチにいって誰かの悪口を言い合う、つまらない人生になってる話。。

夢を持つことを強要するつまらない大人を相手にしないで、あなたの夢はなんですか?と、自分が答える前に聞き返す必殺ワザの伝授。これからみんなが社会に出る頃には、想像もしていないような、世の中の役に立つ新しい活躍の場が出来てる話。

時間があるみんなには、自分にとってホントに必要なことを見極める力を得るために、行ったことないところへ行く、沢山の会ったことない人と会う、読んだことない本を読むこと「旅、人、本」に時間をゆっくり使いましょう。。3ページ読んでやっぱり辞めることを繰り返す時間は、大人に負けてません!という話をしました。

うまくいってる95人より、悩める5人のために秋にも今年は別の学校で。

ここまでが個人のSNSに投稿した部分です。本でも、人との出会いでも、自身にとって残っていくものは1/100だから、時間のあるときにできるだけ分母=やってみる機会=インプットを増やすことに時間を使いましょうというお話をしています。

100枚の感想文のお礼返信

感想文に対する私の返信

みなさんからの感想文大変うれしく思いました。自分自身の考えに対しての反応はすごく嬉しいものです。しかも皆さんの手で書いた文章を頂いて、お一人お一人の顔を見ながら読んでいるような気持ちになりました。 1/100と「人・旅・本」のことをご自身なりに色々と書いてくださって、すごく聞いていただいたんだなと。

私は、みなさんと同じころ、学校の中でも、世の中の中でも、何者でもない人として過ごしてきました。 自分がこうありたいという姿と、現状の自分のギャップに負けていたのかもしれません。モテないし、勉強できないし、運動もそれほど。。な人、 また、みなさんのと同じ、中学二年生の時、自分が社会で生きて行けるのか、一番不安に思っていたように思います。 

私は、今も常に、自分もそうであった「何者でもない人」の味方でありたいし、こういうお話をする機会を頂いた時は、必ずそのスタンスでお話します。友達もたくさんいて、勉強スポーツもなんでもできる凄い人は、尊敬でしかありませんので、そこはそこで是非伸ばしていってください。 

みなさんの感想はすごく前向きなコメントが多かったのが嬉しかったです。それと、社長=皆さんのころから何でもできる特別な人がなるものと思われている方もいらっしゃるようで、私の話を聞いてそんなことないんだ~と思ったという感想も沢山ありました。 そんなことないんですよ。   

会社がうまく行かない理由は、社長の勉強不足という理由以外にないと私は思っています。 世の中のせいでもない、コロナのせいでもない、岸田総理大臣のせいでもない。。。成功している社長はそこに気づいていて、自分の問題と理解している人だと私は思います。  単純にそれだけです。 なにも特別な人ではないです。 

みなさんの感想文の中に「挑戦」という言葉が沢山でてきました。 学校の中にいるのと、あとテレビの大人たちはみんな「挑戦したい」「挑戦しよう」とか言うの好きだもんね。  私の言いたいのは、「挑戦」ではなくて、「やってみる」「ページを開けてみる」「行ってみる」くらいでいいということです。  

1/100の100は、「〇〇してみる」の方が多くて良いと思います。 私も最初の3ページ開いて買った本、自分に合わなければ、5分後にはメルカリで売ることめっちゃあります。そういう感じで100をつくっていったらいいですよ。 みなさんが毎日通っている「学校」の中でも「人・旅・本」を少しずつやってみることはできるし、1/100の100をやってみることもできる。 

先生たちはそういう場所、決められたルールの中でみんなに作ってあげようと日々がんばっておられます。 そこは、みんながそういう気持ちで、受け止めてあげてください、「学校」って、広――――い世の中にある色々な「場所」の中の小さな一つでしかありませんが、皆さんそれぞれの「やってみる」場所の一つとして利用してみたらいいと思います。 学校の中で色々なことがうまくいかないことは、全く問題ありません。

むしろ、今うまくいっていないことが、これから将来、人や世の中の役に立つことにつながりますので、心配は一切いりません。  私を含めそういう人は、「学校の中の私」ではなく、「世の中の私」という設定にすれば、周りからも、自分自身としても、全く違和感がないことに気が付けると思います。 

そして、もうすでに、「世の中」に立ているんだと思うよ、学校という特殊な場所の中でうまくいかないだけで、当然だし、全く問題ないです。ちなみに私がいっしょに仕事したいと思う人は、「世の中の私」の人としたいです。 「居場所」って言葉、大人もよく使います。「学校の中の私」をずっとやっている大人、まさに卒業できないまま50歳の人、めっちゃいっぱいいます。そういう人は、会社に入っても、同期の同じメンバーと何年もランチに行きます、突然ランチに誘われなかったら、その日一日、仕事が手につきませんww。そういう人は、そこが「居場所」なんだね~。。。世界は広いのに。 だから、全く心配ないですよ。 

  私は社長、大人として、これから社会に出てくる皆さんにとって、少しでもワクワクできる世の中にしておく準備を日々頑張っています。今回みなさんとお会いしたのも「人」ですね。 近所の大人として皆さんが将来のことや色々なことで悩むことがあったらいつでも会社に寄ってくださいね。 この度は、それぞれの感想文大変ありがとうございました!すごく嬉しかったです。 またお会いしましょう! 

不二電気工事株式会社 フューズエナジー株式会社

代表取締役 藤田 勝彦

というお返事を書きました。ということをブログに書きました。

社長というのはみんなにとってはスゴイのね。ありがとう。

中学2年生の感想文から得た「社長」という人に対する印象は、話を聞くに値する人と考えてくれているんですね。別に楽天の社長やマイクロソフトの社長じゃなくても、社長というものの話は「すごく聞きたい」ものなんですね。

どんな中学2年生も多分、この先のことは不安しかないんじゃないかなと思います。

大阪の町に出たら、人の波は自分に一切関心なく流れていく、中学2年生の自分には居場所はない。そういう何者でもないと思っている彼らが、様々な人と関係していく時までの少しの期間、まわりの大人がサポートしていかなければならない。 そういう時間を助けてあげられる最も適切な人は「社長」という肩書を持っている人ではないかと思いました。 「頑張れ」以外の何か、「そのままでいいよ」「世の中は安心」というメッセージをすることが、社長の役割なのかなぁ。 地域のサステナビリティをつくる社長のメッセージ。

これからもこの活動はご依頼ある限り続けていこうと思います。

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