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足場は、形には残らない。でも、街の安心と安全は残り続ける。

みなさんこんにちは、goomee編集部です。
仮設足場工事をメインに、人材派遣・運送の3事業を手がける株式会社アイレット。
代表の小島さんにお話を伺う中で、会社に一貫して根付く「思い遣り」の文化が見えてきました。

株式会社アイレットは、図面作成から施工管理、組み立て・解体まで一括対応できる体制が強み。
自社でトラックと資材を保有しているため、急な依頼にも素早く動けるスピード感も特徴のひとつです。
HP:https://www.islet.info/

17歳の頃「社会の役に立ちたい」と感じた

――まず最初に、事業内容を教えていただけますか?

私たちは仮設足場の事業をメインに行っています。
特に建物の周りを囲む、高所作業をされる方のための足場を組み立てる仕事です。

自社でトラックと資材を持っているので、急な案件にも素早く動けるのが強みですね。
その他には、製造工場などを中心とした外国人の方メインの人材派遣、そして物流(運送)も手がけています。

――仮設足場・運送・人材派遣と3つの事業を手掛けられているのですね。それぞれをスタートさせたきっかけについてお伺いしてもいいですか?

足場の仕事は、高校を卒業してすぐに始めました。
17歳当時、阪神大震災を経験して、壊れた建物や崩壊したビル、橋桁などを目の当たりにしたんです。
その経験から、建設物を作ることで社会貢献したいという思いが芽生え、卒業後から今の仕事を始めました。

――ありがとうございます。人材派遣や運送はどういう流れでスタートさせたのですか?

足場の仕事を続ける中で、採用の難しさを感じていました。
ちょうどその頃、人材派遣の会社で働いていた昔の友人と再会して、求人の出し方やスタッフのフォローについて色々と聞かせてもらったんです。
それで「自分の会社にも活かせる」と思って、その友人を引き抜いて(笑)、一緒に人材派遣を始めました。

運送は、自社の資材を現場に運ぶために運転手を雇っていたんですが、ドライバー不足が深刻になってきて…。
「それなら自分たちで物流の許可を取ってしまおう」というのがきっかけです。
人材派遣業も運送業も、メインである足場の仕事をもっと強くするために広げていった、という感じですね。

「思い遣り」の先にある価値

――足場工事の事業を行う上で、特にこだわっていることなどはありますか?

足場って、建物が完成したら解体してしまうので、最終的には何も残らないんです。
でも、組み方ひとつで、その上で作業する人の仕事の質や安全性がまったく変わってくるので、作業者の目線に立つということは大切にしています。

たとえば、重いものを持って移動する作業なら、腰の高さに足場の段が来るように組んだ方が体への負担が減ります。
そういうことを、実際に作業する方の立場に立って考えながら組むように、いつもスタッフみんなで話し合うようにしていますね。

――そのような感覚的なスキルは、どのように若手の方に伝えているのですか?

「見て覚えろ!」では大切なところが伝わらないので、「想い」を伝えるようにしています。
「なぜこう組むのか」という理由をちゃんと話すんです。

打ち合わせに同席してもらったり、作業者の方へ直接「どの位置が動きやすいですか?」と聞く場面に立ち会ってもらったり、流れを通して知ってもらうようにしていますね。

――小島さんご自身は、作業者視点の感覚を過去に誰かから教わったのでしょうか?

特に教わったとかではなくて、自分が現場をやっていた頃の経験からきています。
他の人が組んだ足場を通った時に「ここ、もうちょっと変えたらいいのに」と感じる場面がたくさんあって…。
それを実践したときに、作業者の方から「すごくやりやすい!」と言ってもらえた経験が今に生きていますね。

――小島さんの「相手の視点に立つ」という一貫した姿勢が、アイレットの価値に直結しているのですね。

キャリアと働きやすさを整えるために

――続いて、働く環境についてお聞きしたいです。スタッフへのサポートで力を入れていることなどはありますか?

資格取得の費用は、会社で全額負担しています。
資格について考える上で重要なのが「取得した資格はその人自身のものになる」ということです。

もし仮に転職したとしても、その人の人生の中でずっと活用できるものなので、キャリアにおいて財産になるんですよね。
会社としても活躍の幅を広げてもらえるし、「取って損はない」という考えから、取得費用は全額負担しています。

――働く方のキャリア育成まで視野に入れられているのが素敵だと思いました。「働き方」の面ではいかがですか?

「しっかり稼ぎたい人」と「プライベートを大切にしたい人」で働き方を選べるようにしています。
土日や夜間の仕事が入ることもあるのですが、希望するスタッフに優先的に入ってもらう形にしていて。
逆に、土日はしっかり休みたいと考えている人については、そのスタイルで働いていただいてOKにしています。

――「どちらでもいい」という選択肢を用意するのは、結構難しいと思うのですが、なぜそうしようと思ったのですか?

働き方の考え方って、人それぞれじゃないですか。
それぞれの希望を聞いて、会社がその希望に寄り添える形をとれるなら、それが良いだろうということで始まった制度です。
社内のイベントについても、自由参加にしています。

今の若い世代の中には、こうした行事を「業務の一環」として捉えてしまう子もいるという話を聞いたのがきっかけです。
強制ではなく、集まりたい人だけが集まれるようにした方が、苦にならず選択の幅も広がるのではないかという考えから、そのように変更しました。

――柔軟な働き方が用意されているのですね。従業員の方を大切にされているのが伝わってきます。

あたりまえの安心と安全を実現するために

――最後に、これから事業を通してどんな世の中にしていきたいですか?

少し前に、道路が陥没してトラックが落ちるニュースがありましたよね。
老朽化は、道路でも建物でも、静かに確実に進んでいきます。
こういうニュースを見ると、日常の中に「ここは安全かな?」というような不安が湧いてくるかもしれないのですが、私たちの仕事を通して、街の皆さんが安心して移動して、建物を使い続けられる社会を守っていきたいと思っています。
私たちのつくる足場は、形には残らないものなのですが、その先にある建物の安心や安全は残り続けます。
私たちは、世の中の安心や安全を実現するために、足場鳶のスペシャリスト集団として、日々精進していきたいと考えています。

編集部より

goomee編集:大久保
一貫して「思い遣り」をすごく大切にされているんだなということが伝わってきました。
作業者への配慮もそうなのですが、スタッフへの向き合い方や、会社独自の働き方についても、「こうしたら良くなるんじゃないか」というのを常に実践されているからこそ生まれた制度なんだろうなということを感じましたね。
goomee編集:中村
足場は解体されたら消えてしまうけど、その先にある安心や安全は残り続けるという考え方が素敵ですよね。
見えないところへの思い遣りを大切にされているからこそ、出てくる言葉なのだろうと思いました。
goomee編集:大久保
「こうした方がいいと感じたから」という積み重ねが、会社の文化になっているというのが伝わってきました。
話を聞いてみたいと感じた方は、ぜひgood meets!ボタンからお問合せください!

株式会社アイレット
平成29年3月
建設業・運送業・労働者派遣業
〒664-0865 兵庫県伊丹市南野1-4-36
エコアクション21
健康経営優良法人
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